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6月 外来 「役に立つ、外来ができること」

こんにちは。外来です。

精神の不調の中でも、薬物療法が有効とされているものがあります。

統合失調症や躁うつ病、重症のうつ病などが代表なものです。

医学的な検査とは、血液検査や画像検査、脳波検査など。

精神科の病気はこれらの検査ではわからないことが多いですが、

他の病気でないことを確認する目的もあります。

例えば、気分の落ち込みがある(うつ)とき、血液検査で、

甲状腺ホルモンの異常がないかを確認するといったことです。

近年では、市販薬やネットでも気軽に不眠症やホルモンバランスの不調を整えると言った

医薬品やサプリメントが手に入ります。

インターネットでは症状を検索して自身の身体に起きていることを知る手だてもありますが、

心の変化をお手軽に推し量ることは誰にでもできる事ではありません。

自身でも気づかないうちに、一人で抱えきれない状態になることもあります。

ある人の言葉を使わせて頂くと

「トンネルの中をあるいているような・・」

「出口のみえない道が続くような・・」と

理由もよくわからないという漠然としたものが症状を重く圧し掛かることもあります。

一抹の希望となる出会いを精神科外来でできるきっかけにしていただきたいです。

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