こんにちは。デイケアさくらです。
1日1日寒さが深まって来ていますが、皆様体調はいかがでしょうか。
昼夜の気温差が激しい時もあるため、お気をつけて過ごしていただければと思います。
さて、今回はデイケアのプログラムにある「NEAR」についてお話しします。
NEARとは「認知矯正療法」のひとつであり、主に統合失調症の方に対して行われる治療です。パソコンのゲームを使って認知機能へ働きかける認知課題と、実生活に反映できるようグループで話し合いを行う言語セッションとの2つに分かれています。
認知機能とは記憶や注意、集中など日常生活を送る上で必要な能力です。筋力と同じく使わなければ衰えていきますが、訓練を行う（筋トレ）ことで向上していくものでもあります。そのため、NEARを重ねていくことでメンバー様の生活の中で困っていることの改善や、したいことの目標に近づくことが可能となります。
スタッフはNEARを通してメンバー様に問題の答えを提示するのではなく、解決まで道のりを示すことでメンバー様が自ら考え、問題へ対応していく力をつけることを支援していきます。
当院ホームページにも詳しい説明が載っておりますので、そちらも併せて見て頂ければと思います。
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