こんにちは。栄養課です。
当院では患者様に美味く、安心安全に食事を楽しんで頂くため、摂食嚥下状態や精神状態などを考慮した食事提供を行っています。
今回は食事形態について紹介させて頂きます。
①常菜
・治療上特に栄養素量の増減を必要としない患者様向きのバランスのよい食事
②常菜きざみ
・常菜を2㎝角に切った食事
対応 : 自歯の一部欠損などでの咀嚼困難や、違和感のある患者様
③軟菜
・軟らかく、低繊維・低脂肪で、消化に負担のかからない食事
対応 : 咀嚼困難や消化不良の患者様
④軟菜きざみ
・軟菜を1㎝角に切った食事
対応 : 自歯の欠損が多く、咀嚼不良の患者様
⑤軟菜極刻み
・軟菜を0.5㎝角に切り、トロミをつけ、汁物もトロミをつけた食事
対応 : 咀嚼嚥下困難で、軽いムセ込みや湿性などがある患者様
⑥ミキサー食
・ミキサーにかけた粒の少ない流動状の食事
対応 : 咀嚼嚥下困難で、強いムセ込みなどがある患者様
⑦流動食
・消化管に食物を慣らすための食事
対応 : 絶食後や極度の食思不振時に対応する食事形態
看護師と患者様の情報共有を行い、食事形態の変更を適宜行っております。
Comments