こんにちは、グループホームです。 「食事」は人にとって欠かすことのできない行為であると同時に、私たちが生きていく上での満足度を左右するものであると考えます。食べられれば何でも良い、たかが食事と捉えている方もいれば、美味しいものが食べたい、食事にはこだわりたいという方もいるのではないでしょうか。 精神疾患を持つ方の「食事」に対する考え方も一概に括ることはできませんが、食事を楽しみにされている方が多い印象を受けます。ただ、好きな物を好きなだけ食べ続けることはできません。それは、栄養面への影響が出てしまうからです。 メンバー様には糖尿病の方がおり、栄養・生活指導を行っていますが、なかなか効果が表われません。その理由として、デイケア以外の時間は自由に物を購入できるため、本人様の意識が変らない限り生活改善は難しく、その点がスタッフとしても苦慮している部分です。いかに説明し支援すれば理解を示していただけるか、現在の食事を続けてどのような危険性があるかを時には採血データを交えながら伝えていかなければなりません。私たちだけでなく、医師、栄養士の協力も仰ぎながら支えていきたいと思います。
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