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薬局 「気分安定薬・抗てんかん薬」

こんにちは。薬局です。

今回は、気分安定薬・抗てんかん薬について紹介します。

気分安定薬とは、双極性障害などによる気分変動の抑制や再発の予防効果をもつ薬剤です。

抗てんかん薬とは、てんかん発作の予防効果をもつ薬剤であり、中には気分安定薬の効果を併せもつ薬剤もあります。

それぞれの薬剤ついて紹介します。

炭酸リチウム:気分安定薬

脳内の神経に作用して興奮を抑えると考えられており再発予防効果が高い薬剤。非ステロイド性抗炎症薬との併用は血中濃度が上昇する恐れがあるため注意が必要。服用中に手足の震えや嘔吐などの症状が出た場合はすぐに医療機関に連絡してください。

カルバマゼピン:抗てんかん薬・気分安定薬

脳内の過剰な興奮を抑え、てんかん発作を予防。突発性部分発作の第一選択薬。鎮静効果をもつため気分の高まりを抑える。

バルプロ酸ナトリウム:抗てんかん薬・気分安定薬

脳内の抑制系を活性化させることで興奮を抑え、てんかん発作を予防。突発性部分発作、小児欠神発作などのてんかんの第一選択薬。

ラモトリギン:抗てんかん薬・気分安定薬

脳内の過剰な興奮を抑え、てんかん発作を予防。抗うつ効果をもつ薬剤。

クロナゼパム、フェノバルビタール:抗てんかん薬

抑制系を活性化し、てんかん発作を予防。

フェニトイン、ゾニサミド:抗てんかん薬

脳内の過剰な興奮を抑え、てんかん発作を予防。

レベチラセタム:抗てんかん薬

2010年に販売開始となった新しい薬剤で過剰な興奮を抑え、てんかん発作を予防。ほかのてんかん薬で効果不十分の場合に併用して使用される。

気分安定薬や抗てんかん薬は、適切な血中濃度を保つことによって正しい効果が発揮させ、副作用の発現を抑えることができます。体格、年齢、性別などにより最適な投与量が人によって違うため、血中濃度の測定が必要な薬剤となります。定期的な採血にご協力お願いいたします。

次回は抗うつ薬について紹介します。